こんにちは。
人と組織の強みを活かす、
ストレングスコーチの”まるさん”こと、丸本昭です。
今日もお読みいただきありがとうございます。
ゴールデンウィークいかがお過ごしでしょうか？
連休中は少し力を抜いて、「資質ブラボー！」
ご自身の強み使いの参考になれば幸いです。
資質をひとつ取り上げてその素晴らしさをブラボー！し、
強みの活かし方をお伝えしています。
これまでのブラボー！シリーズは、下の方をご覧ください。
さて今日は、「適応性」。
人間関係構築力の資質です。
私は20位で、どちらかというと「戦略性」「規律性」で
道筋を作って行動するタイプなので、
適応性の柔軟さには憧れます。
その「適応性」。
過去を悔やんだり、未来を憂うことなく「今」に集中し、
起こることを受け止めて、
「波乗り資質」とも言いますね。
キーワードは、
「臨機応変」
「受け入れる」
「変化を楽しむ」
何が起こっても動揺したり抵抗したりせず、
その状態を受けいれます。
その上で、起こったことにどう対処するか、
臨機応変に対応できる人です。
５年前の熊本地震の際の話。
地震で部屋の中がグチャグチャになった状態を見て、
多くの人は呆然としていたそうです。
しかし、ある適応性１位の人は
それを見た瞬間に急に「パチッ」とスイッチが入った音が聞こえ、
周囲にテキパキ指示を出し、どんどん行動していったそうです。
普段はのんびりしているタイプなので、
周囲の人から「なんでそんなに楽しそうにしているの？」
と聞かれたとか。
変化に抵抗するのではなく、
変化を受け入れ、楽しむのが
適応性上位の人の特徴です。
「起こったことはしょうがない。
じゃあどうするかを考えよう。」
と思考する、前向き資質。
変化の激しいVUCAの時代、
激しい波を乗りこなす人なのかもしれません。
また、その柔軟性は自分にも向きます。
「最上志向」は120点を目指し、
そこに達しないと自分を責めますが、
「適応性」の人は30点で事足りると考えると、
頭を切り替えて30点でOKを出すのだとか。
人生思い通りに行かないことが多い中、
この柔軟性はストレスをためない秘訣かもしれません。
多忙で多くの業務を処理しないといけない人にとっても、
仕事の精度にメリハリをつけられる「適応性」は、
とても頼りになる資質です。
強みハンターの「収集心×戦略性」持ちの私としても、
この「適応性」の思考・
すごいぞ！「適応性」！
（適応性の人がちょっとだけ注意するところ）
変化に柔軟に対応できる分、
計画的に行動することは苦手です。
「どうせ状況は変わるから」と考え、
場当たり的になることも。
緻密な計画は立てなくても、
大きな方向性は持っていた方がいいかもしれません。
《より活かしていくために》
変化のない定型的な仕事は嫌いかもしれません。
アクシデントに強いタイプなので、
突発事項に対処することを求められる環境で力を発揮します。
時に窮屈に感じますが、計画性のある資質の人と組み、
想定外の出来事にフットワーク良く対応することも
強みを活かす方法です。
《これまでのブラボー！シリーズ》
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